聞こえる音と感じる音の違いとは?人は音をどのように感じているか知ろう

聞こえる音と感じる音の違いとは?人は音をどのように感じているか知ろう

 

 

 

いつも何気に聞こえてくる音ですが、どのようにして音が生まれているのか知っていますか?

 

人は自然と音を区別していますが、音には『聞こえる音』『感じる音』があります。

 

この記事では人は音をどのように感知し、聞き分けるのかをまとめます。

 

 

音はどうやって発生するの?

 

音とは『空気の振動=ゆれ』のこと。

振動が空気や水、固体などを通すことで音が伝わります。

そして空気が鼓膜を振動させることで、私たちは揺れを感知でき音が聞こえます。

 

 

音の三要素で音を聞き分ける

 

『音の三要素』といわれている『音の大きさ』『音の高さ』『音色』の3つで音は決まり、人はさまざまな音を聞き分けています。

 

音の大きさとは

音を聞いた時、”大きい”とか"小さい"とか感じますよね?

それは音圧を意味していて、デシベル(dB)で表します。

音の大きい・小さいは、この音圧の数値で決まります。

 

音の高さの意味

女性や子どもの声は甲高い音に感じ、男性の声は低い音に聞こえませんか?

これが音の高さ(高低)です。

音の高い低いは、音の振動数である「周波数」ヘルツ(Hz)で表し、高音域や低音域は、この周波数の違いによるもになります。

 

音の音色とは波形

あなたは毎日いろいろな音を聞いていて、何の音色なのか聞き分けていますね?

これが音の「音色(印象)」に関係しています。

音色ごとに波形があり、気温や周囲の環境などにより音の伝わる波形が変わります。

私たちは、波型の割合の違いによる音色で、音の種類を聞き分けています。

 

 

聞こえない音は感じる音になる

 

音というのは、空気の振動によって生まれることを説明しました。

 

空気の振動=音ということは、人の耳には聞こえてこないけれど、振動している音『聞こえない音』が存在しているということになりますね。


人間に聞こえる周波数の範囲(可聴域)というのは、20Hz~20kHz(ヘルツ)です。

20kHzを超える周波数の音については、空気の振動が小さく、鼓膜が感知できず『聞こえない音』になり『感じる音』になります。

 

感じる音で心地よさが生まれる

聞こえない音は、人の耳には聞こえていなくても、脳の深層部に伝わり、感じる音になっています。

 

聞こえないけれど、私たちに働きかけている『感じる音』は、木々の揺れや川の流れ、さらには鳥のさえずりなど自然の中にある音に多く含まれています。

 

あなたが自然の中にいると心地よさを感じるのは、聞こえる音だけではなく、感じる音を脳が感知しているからだったのですね!

 

 

 

オルゴールの感じる音でリラックス

 

オルゴールには自然の中にある音に潜んでいる1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)が含まれています。

 

1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)とは、不規則性と規則性がバランスよく調和する状態のこと。

 

【オルゴールの癒し効果】音で癒されるのはアルファ波がでるから

 

オルゴールを聞くことで知らない間に聞こえない音、感じる音を脳は感知していることでしょう。

 

オルゴールの音色に癒されるのは、感じる音の影響も大きいかもしれませんね。

 

お気に入りの曲や自分が作曲した曲を奏でるオルゴールMuro Boxで、感じる音を体感してみては。

 

 

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